2.白いゆげの歌

作詞:荒木とよひさ
作曲:長崎正作

わたしが子供の頃に かあさんも唄ってた
杓文字のマイクを持って 白いエプロン台所
雪降る朝にも 星降る夜にも
ホカホカごはんを 炊きたてのごはんを

白いゆげは しあわせの匈い
かあさんの匈い
忘れないわ あの頃のこと
ほらネ…かあさんの歌

わたしが子供の頃は 都會まで遠かった
おにぎりをいくつも作り
汽車ポッポにゆられたの
あの山あの川 淚出たけど
希望がいっぱい 夕やけに染めてた
白いゆげは 懷かしい匈い
思い出の匈い
忘れないわ 會いたい時は
ほらネ…かあさんの空

白いゆげは 元氣な匈い
ふりかけの匈い
聽こえるでしょ おいしい音が
ほらネ…かあさんの味
白いゆげは 懷かしい匈い
思い出の匈い
忘れないわ 會いたい時は
ほらネ…かあさんの空